工場づくりのすべてを、一社で完結させる。 工場の未来価値をデザインする。

工場・設備ソリューション

工場立ち上げから量産までを
トータル設計

新工場の立ち上げや既存ラインの増設では、設備選定だけでなく、原料供給から出荷・保管までを見通したレイアウト設計が重要です。弘英産業は、プラスチック成形・コンパウンド・リサイクルに精通したエンジニアが、生産計画と安全性、将来の拡張性を踏まえて工場全体をプランニング。設備導入から試運転、量産の立ち上げまでワンストップで支援します。

工場の生産性と安全性は、最初の設計段階でほぼ決まります。弘英産業は、国内外に自社工場とパートナー工場を持ち、多様な成形・リサイクル設備を運用してきた知見をもとに、「実際に動くレイアウト」をご提案します。製品仕様や必要能力から最適な機種構成を洗い出し、原料・副資材の動線、人とフォークリフトの動き、保守スペース、検査エリアまでを含めたライン配置を設計。消防・電気・安全規格への対応も踏まえながら、将来の増設やモデルチェンジにも対応しやすい柔軟な工場づくりを目指します。設備メーカーとの交渉や納期調整、据付・配線・配管工事、試運転・条件出しの立会いまで一貫してサポートすることで、お客様の負担を最小限に抑えつつ、立ち上げリスクを低減します。

新旧設備・中古機械を
組み合わせた最適投資

すべてを最新設備に入れ替えることが、必ずしも最適な投資とは限りません。弘英産業は、新品設備と再整備済み中古機械を組み合わせることで、初期投資と生産能力のバランスを最適化します。国内外ネットワークを通じた設備調達、不要設備の一括買取・売却、ライン移設までを一社でコーディネートし、設備投資のスピードアップとキャッシュフロー改善に貢献します。

生産量の変動や製品ポートフォリオの変化に応じて、工場には「増やす設備」と「手放す設備」の両方が発生します。弘英産業は、中古機械買取・販売、工場一括売却、設備移設などの実績を活かし、お客様の設備資産をグローバルな視点で最適化します。稼働状況やメンテナンス履歴、電源・スペックを確認したうえで、再利用可能な設備は他工場への再配置や販売へ、老朽化した設備は適切な解体・処分へと振り分け。新規ラインに必要な設備については、国内外のメーカー・中古市場から条件に合うものを探索し、コストと納期の両面で最適な組み合わせをご提案します。輸出入や通関、輸送・据付までをワンストップで対応することで、お客様は「何を残し、何を入れ替えるか」の判断に集中でき、設備投資の回転率を高めることができます。

検査・リサイクルラインで
「品質」と「循環」を両立

高品質なものづくりには、量産ラインと同じレベルで検査・試験設備を整えることが欠かせません。弘英産業は、自社リサイクル工場や成形工場で培ったノウハウをもとに、樹脂物性・外観検査・耐久試験などの測定機器の導入から、リサイクルラインの構築までをサポートします。廃プラスチックを単なるコストではなく、新たな製品価値へとつなげる工場づくりを提案します。


弘英産業が目指す工場・設備ソリューションは、「つくる」だけでなく「測る」「循環させる」までを含んだものです。新材料やリサイクル材を採用する場合、物性・外観・耐候性などの信頼性評価が欠かせません。当社は、自社工場で運用している検査・試験設備の構成をベースに、お客様の製品特性に合わせた測定機器の組み合わせと配置をご提案します。さらに、成形不良品やランナー、使用済み部材を回収し、粉砕・洗浄・混合・ペレット化までを行うリサイクルラインの導入も支援。生産ラインと検査・リサイクルラインを一体で設計することで、歩留まり改善と材料コスト削減、CO₂排出量の削減を同時に実現します。工場のライフサイクル全体を見据えた「測る×循環」の仕組みづくりを通じて、これからの時代にふさわしいサステナブルな生産拠点をともにつくり上げていきます。

工場解体から再利用まで、
一括でマネジメント

老朽化や事業再編に伴う工場の閉鎖では、設備の撤去・解体だけでなく、土地の活用や残置物の処理、再利用できる機械の見極めが重要です。弘英産業は、工場一括売却や設備の買取・再販売、建屋・付帯設備の解体手配までをトータルでマネジメントし、「終わらせるコスト」を「次の事業につながる資金」として生まれ変わらせます。


工場の閉鎖や移転は、企業にとって大きな決断であり、同時に多くのリスクを伴います。設備の処分、建屋や付帯設備の解体、産業廃棄物や残置物の処理、土地の原状回復や売却・賃貸──それぞれを別々の業者に依頼すると、コストも手間も膨らみがちです。弘英産業は、設備・原料・リサイクル・M&A のノウハウを組み合わせ、「工場のライフサイクルの出口」を一括で設計します。まだ使用可能な成形機や周辺設備は、国内外のネットワークを通じて再販売や別拠点への移設を行い、その売却益を解体・撤去費用の一部に充当。老朽化した設備や構造物については、信頼できる解体業者と連携し、安全基準と環境規制を満たした工事を計画・管理します。さらに、廃プラスチックや金属スクラップのリサイクルも併せて提案し、廃棄物を最小化。こうした一連のプロセスをワンストップでマネジメントすることで、工場解体の負担とリスクを軽減し、次の投資や新拠点へのスムーズな移行を実現します。

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